RICOH GR III

来週参加する関西万博見学会で使用するカメラは、もちろんRICOH GR III。

ワイコンレンズを装着し、21mm相当の広角撮影。きょうは試し撮り。

大阪・関西万博見学会に、RICOH GR3を持参できる喜びを感じております。

RICOH GR3は、コンパクトながらもプロ・ハイアマチュアに支持される高性能カメラ。
✅ 1. APS-CサイズCMOSセンサー
有効画素数:約2,424万画素(ローパスフィルターレス)
一眼レフ並の高画質をポケットサイズで実現

✅ 2. 高性能なレンズ(GRレンズ)
18.3mm F2.8(35mm換算で約28mm相当)

✅ 3. 手ブレ補正(SR=Shake Reduction)
3軸4段分のボディ内手ブレ補正を搭載

✅ 4. 高速なハイブリッドAF(コントラスト+位相差)
スナップ撮影に最適な即応性能

✅ 5. コンパクト&軽量ボディ
重さ:約257g(バッテリー・SDカード含む)
ポケットに入るサイズ感(109.4 x 61.9 x 33.2mm)

✅ 6. タッチパネル式の3.0型液晶モニター
撮影・再生・設定操作をタッチで直感的に

✅ 7. 内蔵NDフィルター
最大2段分の減光効果

✅ 8. 豊富なイメージコントロール(カラーモード)
ポジフィルム調、モノトーン、ハードモノトーン、クロスプロセスなど

当日は、ワイコンレンズを装着し約21mm相当の超広角に変え、万博会場の空間の広がりを撮影したい。

撮影者プロフィール

京都写真家 武蔵

1998年シンガポール駐在員時代に写真を始め、以来20年以上。京都をこよなく愛し、海外でも作品を展示。国際的視点で活動する写真家。光と影が織りなす瞬間に心を寄せ、普遍的な美の記録に取り組んでいます。

活動の中心は、インバウンド観光の急増などで悪影響を及ぼしている京都の景観を記録保存することに焦点を当てています。風景や人物などジャンルを越えて、被写体の「らしさ」とその瞬間の空気感を大切にしています。訪日外国人向けの撮影や、国内外での展示、文化交流事業への参加など、写真を通じた国際的な表現活動にも力を入れています。


2008年日本写真家協会(JPS)展 入選(プロ写真家への登竜門)

入選作品「祇園雪花」

主な活動内容
・風景撮影
・観光地や伝統文化の撮影
・ポートレート撮影
・商品撮影
・展覧会への参加

使用機材
Canon EOS R6 / その他レンズ各種

展示・掲載実績(一例)
・海外展示:米国 国際交流基金ロサンゼルス日本文化センター主催イベント /在ニューヨーク日本国総領事館主催桜祭り

・集英社 女性誌「éclat」2012年4月号「京都・奈良 桜の絶景めぐり」に掲載 

・パーフェクトポーションズ フォーシーズンズのカタログに掲載 

・海外向けインバウンドプロモーション用写真提供 

京都を撮り続けて20年以上。

光と影の中にたたずむ町家の軒先、静けさに包まれた早朝の石畳、そして暮らしの匂いが残る裏路地の風景。

観光パンフレットに載る“京都らしさ”ではなく、
そこに生きる人の営みと、時を重ねてきた空気―

そうした“ほんまもんの京都”を記録し、伝えていくことが、私の写真家としての使命。

しかし、その京都が、いま静かに壊されつつあります。

京都の町家は、風景ではなく生活そのもの

簡易宿所という名のビジネスによって、“暮らしの記憶”ごと売り飛ばされていく。

観光は京都を支える大きな産業です。それは間違いありません。
しかし、その観光が、「住む人のための京都」から、「見せ物としての京都」へと変質させてしまったのなら、それはもはや文化破壊です。

私が撮りたいのは、“観光地”ではない。
人が暮らし、集い、語らう「生きた京都」。

私はこれからも、京都を撮り続けます。
まだ残された“ほんまもんの京都”を、記録し、伝えていくために。
そして願わくば、「観光よりも、暮らしが主役のまち」に戻れるよう、少しでも力になりたい。

京都は、見るものではなく、生きる場所。

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