【完全版】配偶者ビザの必要書類ガイド：偽装結婚と疑われないための重要ポイント
💍 1. はじめに：大切な結婚生活を守る「配偶者ビザ」
国際結婚後、外国籍の配偶者が日本で安定して暮らすために必要なのが「配偶者ビザ（在留資格：日本人の配偶者等/永住者の配偶者等）」です。このビザ申請で最も重要なのは、「二人の結婚が真実であり、安定した生活基盤があること」を証明することです。
入国管理局は、残念ながら増加している偽装結婚を防ぐため、書類を非常に厳しく審査します。
本コラムでは、配偶者ビザ申請で確実に準備すべき書類をリストアップし、特に「真実性」を証明するために不可欠な書類と、専門家が教える失敗しないための提出のコツを解説します。
📝 2. 配偶者ビザ申請の必要書類リスト（基本編）
配偶者ビザ申請で、すべての方が共通して用意する必要がある基本的な書類です。
2-1. 入管提出の基本書類
- 申請書：在留資格認定証明書交付申請書または在留資格変更許可申請書
- 写真：申請人（外国人配偶者）の証明写真
- パスポート、在留カード（変更申請の場合）
2-2. 結婚の事実を証明する書類
- 婚姻受理証明書または戸籍謄本：日本人配偶者の本籍地役場が発行したもの
- 本国発行の結婚証明書：外国人配偶者の国で有効に成立した結婚を証明するもの
2-3. 日本人配偶者（身元保証人）に関する書類
- 住民票：日本人配偶者のもの（世帯全員分を記載）
- 質問書：二人の出会いから結婚に至るまでの経緯を詳細に記述するもの（非常に重要）
- 身元保証書
💰 3. 審査の核心！「安定性」と「真実性」を証明する重要書類
申請の許可・不許可を分けるのは、単なる書類の有無ではなく、以下の「安定性」と「真実性」を裏付ける書類の説得力です。
3-1. 安定した経済基盤を証明する書類（経済力）
配偶者と共に生活を維持できるだけの経済力があるかを証明します。
- 直近1年分の住民税の課税証明書および納税証明書
- 預貯金通帳のコピー（残高証明）
- 在職証明書や源泉徴収票
【専門家のアドバイス】 収入が低い、または不安定な場合は、預貯金の十分な残高や、収入が今後増える具体的な事業計画書などを添え、「安定性」を多角的に証明する必要があります。
3-2. 夫婦関係の真実性を証明する書類（信憑性）
偽装結婚ではないことを示す、審査で最も重視される書類です。
- 二人のスナップ写真：交際期間中から結婚後までの時間経過がわかるもの。家族や友人と写っている写真、結婚式の写真なども有効。
- 通信記録（LINE、メールなど）：頻繁な連絡を取り合っていることを示す抜粋。
- 送金証明書：遠距離交際期間中や、配偶者の生活費を援助していた証拠。
- 住居の賃貸契約書：同居している事実を証明するもの。
🔑 4. 不許可リスクを回避する！行政書士の書類提出ノウハウ
4-1. 「質問書」の記述こそが命運を分ける
「質問書」は、二人の出会いから結婚に至るまでのストーリーを、第三者（審査官）が読んで納得できるように記述することが重要です。
- 行政書士の役割： 不足している情報がないか、矛盾点はないかをチェックし、偽装結婚を疑う余地を与えないよう、ストーリーを論理的に構成します。
4-2. 書類の「過不足」を見極める専門家の目
入管のホームページに記載されている書類は最低限のリストです。申請者ごとの個別の状況（例：夫婦間の年齢差、遠距離交際期間、交際歴の長さなど）に合わせて、追加で提出すべき有効な書類を的確に見極め、添付することが成功の鍵です。
4-3. 提出前に専門家による「模擬審査」を実施
当事務所では、書類提出前に入管の審査官の視点で全書類をチェックする「模擬審査」を実施。不許可要因を徹底的に排除した上で、申請手続きを行います。
✅ 5. まとめ：大切なご夫婦の生活を、確かな手続きで守ります
配偶者ビザ申請は、ご夫婦の人生のターニングポイントです。書類の不備や説明不足による不許可は、時間的・精神的な負担が非常に大きいものです。
当事務所は、豊富な実績と「真実の結婚」を証明するノウハウで、複雑な配偶者ビザ申請を確実にサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください
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