在留カードが2026年中に完全IC化!知らないと困る3つの変更点と今すぐやるべき準備

2025年11月現在、入管庁が本格的に進めている「在留カードのICカード化」が、いよいよ2026年中に完全移行することが濃厚になりました。 これまでのプラスチックカードから、マイナンバーカードと同等のICチップを搭載した新在留カードに切り替わります。
目次
知らないと本当に困る3大変更点
- マイナンバーとの完全一体化 新在留カードの裏面に12桁のマイナンバーが印字され、住民票とも自動連携。在留期間更新や住所変更がオンラインで完結するようになりますが、マイナポータルへの登録が実質義務化されます。
- 更新手続きが「オンライン申請のみ」に移行(一部例外を除く) 2026年4月以降、新規発行・更新・再交付のほとんどがオンライン申請のみに。窓口申請は「やむを得ない事由」の場合のみに限定される方向です。現在のように「仕事が忙しくて平日に窓口に行けない」は通用しなくなります。
- 偽造防止機能が劇的に強化 ICチップ内に生体情報(指紋または顔認証データ)が記録される可能性が高く、空港の自動化ゲートも在留カードだけで通過可能に。一方で、古い在留カードは2026年末で完全失効する予定です。
今すぐやるべき準備リスト(外国人本人・雇用主共通)
- スマートフォンに「マイナポータルアプリ」をインストール
- 在留カードとマイナンバーカードの紐づけ確認(まだの方は早急に)
- 会社の人事担当者は「在留管理システム」をオンライン対応のものに切り替える
- 有効期限が2026年12月以降の在留カードをお持ちの方も、早めの切り替えを推奨(混雑必至)
IC化は「便利になる」一方で、デジタルリテラシーが低い方は不法残留に直結するリスクが急増します。
